ルワンダ校での活動

KEIRAKU で心の平和を掴んでほしい

左の方がベスさんです。

・写真、左側がベスさん

大阪校の卒業生山田美緒さんは、世界的に有名なサイクリストで、ご結婚されたのち、アフリカのルワンダで日本料理レストランを経営されながら、ルワンダと日本の架け橋となる活動もされています。

また、ルワンダのシングルマザーをサポートする活動もスタートされました。

ある時、美緒さんから一本のメールが届きました。

「ルワンダで目の不自由な方や、障害を持つ子供を抱えたお母さんにマッサージを教えているベスと言う女性がいるのですが、彼女に先生の経絡マッサージを教えてあげてくださいませんか?

そして、彼女が経絡マッサージをマスターしたら、ルワンダ学校の講師として、経絡マッサージをルワンダで広げてもいいですか?」

もちろん、答えは「OK!」しかし、今すぐルワンダに行っても何もできないので、まずはインターネットを使ったオンライン講座から開始する事にしたのです。

そして、私たちはこのプロジェクトに KEIRAKU hands of amaholo というプロジェクト名をつける事になったのです。

amaholo とはルワンダ語で平和という意味です。

ルワンダには24年前に大規模な民族運動が起こりジェノサイト(大量殺戮)があったという悲しい過去があるのです。

今は、現大統領の強力なリーダーシップのもととても平和な国となり「アフリカの奇跡」と言われるほどの経済成長を遂げていますがまだまだ発展途上の国平和になったとはいえ一人一人が本当の心の平和を手に入れているとは言えません。

特に、目の不自由な方々や障害を持つ子供を抱えたお母さんはこの国ではなかなか良い仕事に就くことができず大変な苦労をしています。

そこで、この方達にKEIRAKUを指導して手に職をつけて心の平和を掴んで欲しいという想いを込めてこのプロジェクト名にしました。

それでは、次に実際に私達がインターネットで行っていた講義の様子をご覧ください。

インターネットでのライブ講義

オンライン講義のあとに送る補足ビデオ

日本ボディーケア学院ルワンダ校のプロジェクト

インターネットでの指導を続けること6ヶ月、私達は2018年9月にルワンダの首都キガリにある、山田美緒さんが経営されている日本食レストランKISEKIを拠点とさせて頂き、ベスさんが指導している盲目のセラピストの方々、そして障害を持つ子供さんを持ったママさんセラピストをサポートするためにルワンダに行きました。

そして、到着2日にはベスさんのサロンにゆき、皆さんのKEIRAKUの指導をしました。

 

 

彼女たちに初めて会うので、本当は、正式な着物を来て会いに行きたかったのですが、今回は、荷物が多すぎて浴衣で行かせてもらいました。浴衣は正装ではないので、本当はダメなのですが、とにかく日本の風情を伝えたかったのです。 そして、浴衣のまま、第1回目の指導が始まりました。

みんな、とても恥ずかしそうにしていましたが一生懸命、そして楽しそうに練習してくれました。

しかし、彼女達に触れながら、ルワンダでは目の不自由な方、そして、障害を持つ子供を抱えたお母さんは、社会的、文化的要因から、本当に苦労されているのだということが手から伝わって来ました。

さて、当学院がインターネットを通じでベスさんにKEIRAKUを指導し、ベスさんのサポートをしていたこと、そして、私がルワンダに来て皆さんに指導したことがルワンダで話題となり、盛大なオープニングセレモニーを開催する事となりました。セレモニーには宮下孝之日本大使、国際協力機構JIKA 牧本さま、元ルワンダ特命全権大使の奥様がご参加くださいました。

そして、ルワンダの国営テレビ、ラジオ、雑誌社も多数参加してくださったのです。

 

 

また、ベスさんの仕事、また、ベスさんがサポートしている方達の仕事を作るためにKEIRAKUを広げる必要があると考え、山田美緒さんの KISEKI で、私と講師の内澤さんで KEIRAKU を有料で体験していただく臨時サロンをオープンしたところ、ルワンダ在住の外国人の方々が多数お越しくださいました。

 

この方々からは「引き続きKEIRAKUを受けたい」と熱いご要望をいただく事ができ、今後、ベスさん、またベスさんが指導している方々に引き継いでいただく仕組みができました。

そして、今回、ベスさんと、ルイーズさんを認定セラピストとして認定し、今後ルワンダでKEIRAKUを広めてもらう事にしました。

 

現在、ベスさん、またルイーズさんは、ご自分のサロン、また会社でKEIRAKUを活用して、新しいお客さんを増やしてくれています。

同時に、KEIRAKUを着実にルワンダで広げてくれています。しかし、ベスさんが指導している盲目のセラピスト、そして障害を持つお母さんセラピストは、まだKEIRAKUをマスターしきれず利益を得るまでには、なっていないので、来年の2月、私たちは再度、ルワンダに行き、彼女たちへの指導、そしてKEIRAKUを広める活動を行っています。

また、前回、私達がルワンダで施術をした事で「KEIRAKUをマスターした日本人セラピストを紹介して欲しい」というご要望も現地の企業様から頂いています。

なかなかルワンダで長期に働く事は難しいと思うので「短期だったら働きたいという人はいるかもしれません」と伝えたところ「短期でもいいです」という回答をもらっています。

また、これらの依頼は、現在、ルワンダ校で指導している方々の働く場所とは、かぶらない場所なので大丈夫です。

なので、当学院でKEIRAKUを学び、私たちと一緒にルワンダに来てくださったら、ルワンダでセラピストとして活躍する事が出来ます。

しかし、ルワンダの公用語は英語なので、英語で施術する必要がありますが、当学院では英語で施術する時に必要な英語を学んでいただけるプログラムもあるので、事前に参加してくださったら大丈夫です。

そして、ルワンダのサロンで働くと同時に、私たちの活動もぜひ手伝って頂ければと思います。

近日、2月に私たちと一緒にルワンダで活動していただく企画も発表する予定ですのでお楽しみに。

 

アフリカの奇跡「ルワンダ」

それでは、ここで山田美緒さんから、ルワンダについてご紹介していただきます。

ルワンダは中央アフリカ内陸部に位置する人口1200万人、四国の1.5倍ほどの小国です。

映画『ホテルルワンダ』でも知られる、3カ月で100万人以上もの人々が犠牲になった1994年の大虐殺は大昔のことではありません。あれから24年、平均経済性成長率8%、アフリカで最も汚職が少なく、世銀の調査〔2017年〕によるとアフリカで最もビジネスのし易い国とされ、毎年大きな国際会議が開催され、女性の社会進出も進みなんと女性の参政率は世界1位です。夜間に女性一人でも外出できる治安の良さ、街のあちこちに色とりどりの花が植えられ、清掃が行き届いた清潔さなどその復興のスピードと発展は『アフリカの奇跡』と呼ばれています。

情報通信技術(ICT)立国として世界中の投資家から注目を集めています。

国中に光ファイバーのインターネットが敷設され、携帯電話の普及率は75%を超え、しかもほとんどがスマートフォンです。GPSで自動制御したドローンを使って、病院に血液を届ける世界初の事業が開始されたほか、公共交通機関で使えるICカード、アプリを使ってレストランの食事をオンラインでオーダーし自宅へデリバリーされるサービス、バイクタクシーのオンライン予約システムなどなど様々な分野でICTが活用されています。また、ICT分野での起業家や優秀な学生を国が支援する制度や、コワーキングスペースの設置、勉強会やネットワーキングイベントの開催などの動きも活発です。

アフリカというと、治安が悪く文化も違ってビジネスがしにくい、暮らしにくいというイメージがありますが、ルワンダはビジネスの舞台として非常に魅力で世界中から個人レベルの起業家から大企業までが注目をし、進出をしている非常に活気と可能性のある国です。最後に子育てについても、子どもは皆で育てるものという認識が伝統的にあり、山田は3児の母ですが、日本の100倍子育てしやすいと感じています!もうルワンダから離れられません。

山田 美緒

この活動をサポートしてくださっている山田美緒さんのご紹介

山田 美緒(やまだみお)

ルワンダ在住、0歳と3歳と5歳の男の子3人の母。
KISEKI Authentic Japanese Restaurant女将。

大阪外国語大学スワヒリ語学科在学中、日本人女性初アフリカ大陸ケニア~南アフリカ8か国5000km単独自転車縦断達成、その後世界各地25か国を自転車で走る。著書に『マンゴーと丸坊主』(幻冬舎)『満点バイク』(木楽舎)など、『自転車は世界を繋ぐ』を合言葉に国内外で500回以上の講演活動、2011年一般社団法人コグウェイを立ち上げ四国にてサイクリングツーリズムの先駆けとなる世界のサイクリストを集めた自転車ツアーを毎年開催するなどサイクリストとして活動する。2020年にはルワンダでルワンダディスカバリーライドを企画している。

2013年シンガポールに移住、2016年ルワンダに移住。2017年1月、首都キガリの高級住宅街にKISEKI Authentic Japanese Restaurantをオープン、現地スタッフ20名、日本人シェフとインターン4人が在籍する。レストラン事業のほか、地元の小ビジネスを支援するセレクトショップ運営、毎月1回のヤードセールとファーマーズマーケットの開催、寺子屋の運営、一時保育サービス、テイラー、日本人助産師を招いて地元民へのファミリープランニングと性教育などなど多岐にわたる活動で貢献し人が集う場となっている。

エリトリア共和国観光親善大使〔2007年就任〕、池田市観光大使〔2017年就任〕、高知県観光特使〔2015年就任〕、一般社団法人コグウェイ代表理事、Ryoma corporation取締役(シンガポール)、KISEKI corporation取締役、NPO法人えひめグローバルネットワーク理事、JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員

満点バイクblog http://mantem.exblog.jp/
著書『マンゴーと丸坊主~アフリカ自転車5000km!』幻冬舎/2005
『満点バイク』木楽舎/2011

『バイシクル・ガール』チャリジェンヌ/PHP出版/2010 (共著)

『満点自行車』/2010/台湾